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先輩CAナオのキャビンアテンダント日記

アジア系の外資系航空会社に10年間勤務したナオによるCA時代の日記です。
受験で大慌てしたこと、新人時代の失敗談、様々な国のお客様とのフライトでの
愉快な会話など、ユニークなエピソードが盛り沢山です。

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第36回「とある地方便のお客様」

は就航しておりませんが、私が勤めていた会社で以前、とある地方便がございました。
そこは私の故郷で、訓練が終了した後にフライトできることを心待ちにしておりましたが、
ちょうど訓練が終了すると同時にその路線から撤退する事が決まり、大変残念な記憶として残っております。

その地方便へ乗務経験がある諸先輩方から伺った話です。

全体的に観察するととても優しいお客様方だったらしく、地方出身の私としても嬉しかったのですが、
その反面、海外旅行があまり頻繁でない地方だったので、機内での様子には常識の範囲外の行動も多かったようです。

その1。
機内で普段どおりにサービスしてくれたCAに対し、とても感銘を受け、
「新米出来たら送るからね~」と言われた高齢のお客様。
今では住所を聞かれたらプライベートな領域に・・・と警戒感になりますが、
当時は単に親切にされたらお礼がしたかっただけだと思われます。

その2。
機内でリンゴを食べるために包丁を持参してこられた女性のお客様。
今では完全に機内への持込は禁止されております。
そのお客様はキレイに皮をむいたリンゴをCAたちにも勧めたそうです・・・・。

その3。
トイレの前で靴を脱ぎ、キレイに並べて用をたしていた高齢のお客様。
ローカルクルーは大変驚き、「誰か自殺してしまったのではないか??」と大問題になったそうです。

そんなお客様たちに同郷の私がサービスさせていただきたかった・・・とちょっと名残惜しい思い出です。

第36回「とある地方便のお客様」
第35回「一次面接の思い出」
第34回「発音良過ぎ」
第33回「ここはどこ??」
第32回「再会」
第31回「シートカバーが・・・」
第30回「変なアナウンス」
第30回「トイレに閉じ込められた子供」
第29回「現金の忘れ物」
第28回「「盗難事件勃発」」


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